こんにちは、スミノフです。
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にこの紹介で登場した地主のお嬢さんのお話です。
お嬢さんといっても多分30代だと思われます。
近所の目を気にしていらしたので、
空き家に住み着いていた猫たちについて
ご近所から相当言われたのだと思います。
ウチも春先まで猫を飼っていたけどねー、
ウチの子は外に出さないし、この子達はねー、野良だから…
と言っていたので、地主さんだし、
血統書付きの猫ちゃんを飼っていたのかな?と思いました。
野良だって生きているのだから…という思いがスミノフにはありましたが、
敷地内での餌やりを許してくださっただけでもありがたいので、
もちろん一言も言い返したりせず、ひたすら頭を下げるだけです。
野良猫を蔑むみ所が見られる方でしたが、
何度か話すうちに、意外な一面を持つ方だとわかりました。
にこ達に餌やりするきっかけになった
痩せてフラフラの猫がどうなったのか
いつも気になっていたので、
朝晩猫を見ているであろうお嬢さんに聞いてみたいなぁと思いましたが、
野良猫に全く愛情を感じていなさそうなので、
怒られそうで躊躇していました。
でもやはり気になります。
まぁ、だめでもともと、もし知っていたらラッキー
というくらいの気持ちで尋ねてみました。
「前にいたほぼ白い猫、どうなったかご存知ですか?
痩せてフラフラになっているのを見たのが最後なので。」
この子の事
「ウチにいるわよ。」
「え?」
「あの子は赤ちゃんを産んだの。5匹。
一生懸命お乳をあげててね、どんどん痩せてっちゃったの。
そうすると可愛そうじゃない?
子猫共々私の部屋にいるのよ。
もう痩せてないし元気よ。」
「ああ、そうだったんですか、よかった、ほっとしました。」
「春先までウチに猫がいたっていったでしょう?
あの子を看取って、もう猫を飼うのはよそうと思ってたのよ。
でもちょうどウチの子が亡くなって、ちょっとしたら
子育てに苦労している猫でしょ。
ウチの子が助けてって言っているような気がしてね。
これも供養かと思って育ててるのよ。」
「そうだったんですか。
春先までいた猫ちゃんはどんな子だったんですか。」
「交通事故にあった子でね。
ほら、ここのカーブってよく猫が轢かれてるでしょ。
その子も轢かれて死んだんだと思ったら生きてたのよ。
でも顔がぐちゃぐちゃだったの。
もうダメかもしれないと思ったけど、
まだ生きてるんだもの、そのままにしてはおけないでしょ?
急いで動物病院に行ったわよ。
多分ダメだと思うよって病院でも言われたけど、
何とか持ちこたえてくれたのよ。」
その後、何年生きてくれたという話もされていましたが、
何年の下りは忘れてしましました。
その話をされている時もいやいやそうにお話をされていました。
動物好きで優しい人だと思われるのが何だか嫌みたい…と感じました。
ちょっぴり不思議な地主のお嬢さんでした。
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