こんにちは、スミノフです。
めいは、多面の顔を持つ女の子。 vol.3
夜はスミノフと一緒に寝ます。
スミノフが寝る前は、冷蔵庫の上か、ベランダにいますが、布団に入ると必ずやってきて、盛大なゴロゴロが始まります。
はちとスミノフは並んで寝ますが、はちの側にはいかないので、スミノフがお腹のあたりの布団を持ち上げて入れてあげます。
そこにむぎが先客でいると、戻ってきて、遠慮がちに枕元に香箱座りをしてゴロゴロ言っています。
ずっと言っています。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・
布団に入りたくって、でも入る場所がなくって、抗議するわけでもなく、ニャンニャン急かすわけでもなく、穏やかにゴロゴロ言いながら場所が空くのを待っている。
冷やしやシニカルなものは何一つ感じない、あるがままに受け入れる、穏やかなゴロゴロ。
なんだか優しいような哀しいような気持ちになってきて、スミノフはお腹の上に乗せてあげます。
余談ですが、この猫のゴロゴロ、体調が良くないときに、ゴロゴロの周波数で治すと聞きました。でも特に病気でなくてもゴロゴロ言ってますよね。スミノフはもう歳なので色んな所が故障していてもおかしくありません。めいをお腹に乗せてゴロゴロを感じていると、癒しの治療を受けているような気持ちになります。いつまでもゴロゴロを感じていたい。ずっとずっと…
イタッイタタっ。そうは問屋が卸さないようです。モミモミが始まりました。
どの子もモミモミをしますが、毎日力強くモミモミするのはめいだけです。
もうお母さんが恋しい年齢でもないでしょうが、お布団の中はあったかで、お母さんを思い出すのかもしれませんね。
昼間の肩で風切るめいはもういません。甘えたニャンコがモミモミしているだけです。
つづく。
（次はラスト、めいの恋バナだよ！）
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